風景の記憶

キッチンの音 – お湯が沸く、水を出す、食器の重なり-

記憶の家には幸せを感じる瞬間が散りばめられている

キッチンからは無数の音がする。振動は音になり、空中に放たれた音は記憶となる。

音は目に見えないけど、食卓に上がった食事には、それまでの過程すべてが作り込まれていき、食事はかたちある物として家族の健康へ繋がっていく。

穏やかで、幸福感ある音とともに作られる食事は、無意識に人の体だけでなく心も育てる。レストランとは違う、ラーメン屋とも違う、吹き抜けを超えて響くキッチンの音は、家族を感じる音。